スワヒリ娘のダル大留学奮闘記〜タンザニア人と“rafiki”になりたい!〜

スワヒリ語を学んでいる女子大生がタンザニアのダルエスサラーム大学に留学。リアルなタンザニアライフを綴る留学奮闘記。

ラスタをつけてみた話

 

Jamani! (スワヒリ語で「hey guys!」「oh, no!」みたいな意味)

 

こんにちは!ルナです!

  

今回は私が髪の毛を編んだ時のお話をしたいと思いますよ〜〜!

 

タンザニア人女性の髪型って皆さん想像できますか?

 

中々イメージするの難しいですよね〜。

 

 実は、タンザニア人の女性たちって髪型にとっても気を遣っているんです!

 

もちろんイスラーム教徒で、髪の毛を隠して生活している人もいますが、

 

髪の毛を編み込んでいる人、ラスタをつけている人、ウィッグを被っている人、ベリーショートの人など、、

  

彼女たちはオシャレを髪の毛で楽しんでいると言っても過言ではないぐらいだと思います!!

 

 (いや、過言かも。笑)

 

 日本人みたいに「前髪ちょっと切ったんだよね〜」みたいな髪型の変化はしません。

 

 基本的には大幅に変更してきます。

 

髪型が変わりすぎてて友達に気づかないこともたまにあるくらいです。笑

 

今回、私が挑戦したのは、「ラスタ」という別売りの髪の毛を自分の髪の毛と一緒に編み込んでいくスタイル。

 

ヘアサロンは街の色んなところにあるんですが、

 

どこがいいのか分からなかったので、ルームメイトのキャサリン(タンザニア人)に相談してみました。

 

私「髪の毛を編んでみたいんやけど、どこがいいと思う??」

 

 キャサリン「え!ルナ、髪の毛編むの???あなたの髪の毛は私たちのと違って柔らかいから難しいと思うよ、、」

 

私「えええ〜でもやりたいんよねぇ。良いmsusi(髪の毛を編む人のこと)知らん?」

 

キャサリン「私がいつもやってもらってる人がとっても上手だから、聞いてみてあげるね!」

 

私「ありがとう!!」

 

ということで、キャサリンの紹介で良いmsusiさんを見つけることができました。

 

部屋まで来てもらって編んでもらうこともできるらしいのですが、なんせお金がかかるみたいなので、

 

自分の足でサロンまで行くことに。

 

近くのダラダラ(乗合バス)のバス停までmsusiさんが迎えにきてくれたので、無事サロンに到着。

 

時間の予約はしておいたんですが、msusiさんは朝ごはん中だったので、それを待って、いよいよ編み始めてもらいます。

 

msusi「あなたの髪の毛だけで編むの?それともラスタを使う?」

 

私「ラスタを使ってみたいです!」

 

msusi「どの色がいいの?」

 

私(日本人に見られるわけじゃないし思い切った色にしてみようかな、、)

 

 私「赤で!」

 

 msusi「他の色も混ぜ合わせるのよね?」

 

私「いや、赤だけで!」

 

今思うと、タンザニア人で、真っ赤なラスタだけで髪の毛を編んでいる人を見たことがないので、

  

この選択は相当奇抜なものだったと思います。笑

 

msusiさんはピンなどを一切使わずに、ラスタの毛と私の毛を一緒に編み込んでいきました。

 

 言葉で伝えるのが難しいのですが、

 

 この技術は本当にすごい!!!

 

私「私みたいな毛を編むのって難しいんですよね?」

 

msusi「そうね、たぶん他のmsusiなら無理って言うと思うけど、私はできないって言いたくないのよ。」

 

(かっこいい、、)

 

msusiさんのプロ根性を感じつつ、うたた寝しつつ、待つこと4時間。

 

 完成しました!!!

 

 

f:id:swahilimusume:20190106045409j:image

 

第一印象は、、イカつい!!!笑

 

でもみんなに似合ってるよって褒められたので嬉しかった。笑

  

msusiさんに感謝ですね。

 

 

f:id:swahilimusume:20190106051004j:image

 ちなみに30000シリング(1500円)

 

外国人価格だったのと、

 

 どんなラスタを使うか、どんな編み方をするかによって値段はさまざまです!!

 

 私のはお高めだと思っていただいていいと思います!

 

 ここからは、この髪型をして大変だったことと良かったことをご紹介していきます。

 

 大変だったこと

 

1. 髪の毛が重い

 

ラスタの毛を大量に編み込んでいるので、とにかく重いです。

 

気抜いたら頭が後ろに下がりそうになるくらい。笑

 

 寝る時は髪の毛をまとめて、ウィッグの下に被るような帽子をかぶるのですが、髪が多すぎて、寝返りがうてませんでした。

 

毎日寝不足。笑

 

2. 髪の毛がゴシゴシ洗えない

 

髪型が崩れやすくなってしまうので、髪に水を流すのさえも3日に1回とかで我慢しないといけません。

 

3. 自分の頭がなんかくさい。かゆい。

 

髪が洗えないのに、汗はかくので、やっぱり臭ってきます。

 

タンザニア人からしていた臭いはこれだったのか〜!!!

 

ってなりました。

 

それまでタンザニア人のことをくさいくさいゆーてたので、

 

自分からその臭いがした時はだいぶショックでしたね。笑

 

良かったところ

 

1. 女の子からモテる!

 

街を歩いていると、男の人から「綺麗だね!」とか言われることはよくあるんですが、

 

(自慢とかじゃなくて日本人女性なら誰でも言われます笑)

 

女の人は中々話しかけてこないし、喋る機会もほとんどないんですよね。

 

でも、この髪型をしている時は、女の人から「良い髪型だね!!」「きれいに編めてるね!」

 

と本当にたくさんの人に言ってもらいました!!

 

これはめちゃくちゃ嬉しかった!!

 

日頃髪型に気を遣っている彼女たちだからこそ、同じような髪型をすることで、

 

親近感を感じてくれたんだと思います。

 

2. 中国人!って言われづらい 

 

普段はよく中国人と間違えられて、道端から叫ばれるんですが、

 

この髪型の時は、

 

「コイツは中国人かスワヒリ人かどっちだ???」

 

って迷ってる声がそこら中から聞こえてきて、面白かったです。

 

まぁ、私は日本人ですけどね!!!

 

タンザニア人の女の子たちは、この髪型を1ヶ月前後維持するらしいです。

 

でも、

 

 私は髪の毛が洗いたい!!

 

 この気持ちが抑えられなくなってしまったので、一週間で解くことにしました。

 

 解いた直後の私がこちら。

 

f:id:swahilimusume:20190106050136j:image

 

ホラーですね。

  

この後シャワーを浴びたんですが、

 

えぐい量の髪の毛が抜けました。笑

 

髪の毛をとかすたびに指に絡みつく大量の髪の毛。

 

このままハゲるんじゃないかと思いましたね。真剣に。

 

 今回かなり苦労したので、

 

 おそらくもうラスタはつけないと思います。笑

 

 今度は自分の髪の毛だけ使って編もうかな〜

 

タンザニアに来た時は、ぜひ現地の人と同じ髪型をして、女子からモテモテになってみてくださいね!

 

それでは、tutaonana~