タンザニアのお正月
Za sasa hivi? (スワヒリ語で 「今どんな感じ?」)
皆さまお正月いかがお過ごしでしょうか?ルナです!
今回はタンザニアのお正月についてお話ししたいと思います。
本当はクリスマスについても話したいのですが、、
正直タンザニア人がどんな風にクリスマスを過ごしているのか、私にはよく分かりませんでした(泣)
大きなショッピングモールや道端のお店でクリスマス関連の商品を売っているのをいくつか見かけたり、
教会がイルミネーションでライトアップされているのも見ましたが、
なんだろう、、イマイチ盛り上がりを感じなかったんですよね。笑
話を聞いていると、キリスト教徒の人たちはクリスマス当日、朝から教会に行くとのこと。
サンタさんが子供たちにプレゼントを持ってきてくれるのも日本と同じみたいです。
ただ、私はこの国でまともなケーキを見たことがないので、おそらくケーキは食べてない、、
街の中心部に当日行ってみたのですが、
(人全然おらんやん、、)
日本だったら祝日こそ家族で出かけたりするので街は混み合うものですが、
タンザニアはむしろ逆。
お休みの日はみんな家でゆっくり過ごすのがいいみたいです。
なんか素敵。
ということで、本題のお正月に入ります!
私は大晦日、ドドマというタンザニアの首都にいました!
キゴマ旅行の帰りですね。
海外で年越しってめちゃくちゃ派手な感じがするじゃないですか!!
花火が打ち上がったり、みんなでカウントダウンしたり、、
そんなイメージを膨らませながらタンザニア人にそういうイベントがあるのか聞いたところ、
答えはノー。
多少のがっかりと、「まぁ、だろうな。」っていう諦めの気持ち。
でも、年越しの瞬間は、みんな近くのクラブに集まるというので、行ってみることにしました。
ステージ上ではライブ的なものをしていて、タンザニア人もそこそこいました。
年明け1分前。
特に変化なし。盛り上がる気配もなし。
あー、これは年越しの瞬間なんて気にしない感じなのかなぁ、、
と思っていたその時!
「はーい、みんな立ってください〜!」
私「おおおなんか始まったー!!」
しかしそれはもう年明け10秒前。
「2、1、あけましておめでとう〜!!!!」
まさかの2から数え始めるという、誰も参加できないカウントダウンと共に、突然私の2019年は始まりました。
流れ出す音楽。
前のスペースに集まって踊り出すタンザニア人。
みんなが知っている歌みたいで、みんな楽しそうに歌って踊っていました。
タンザニア人って本当にダンスが好きなんですよね〜
私も分からないながらに参加して、踊りまくりました。笑
とまぁ、年越しの瞬間はこんな感じで、
次の日の朝にはバスに乗ってダルエスサラームに向かいました。
バスの中から見えた初日の出。
2時過ぎごろにダルエスサラームに到着したのですが、
驚いたのは渋滞が全然なかったこと!!
ダルエスサラームは毎日すごい渋滞ができるのですが、この日はいつもより車が少なかったのです!!
私「タンザニア人ってお正月は何してるの?」
タクシーの運転手「みんな今日は寝てるよ。」
私「え!寝てるの????」
タクシーの運転手「そうさ、だから今日は車も人も少ないだろう?みんな昨日の夜に騒いでいたから、今日は寝るんだよ。」
私「なるほど、、(これぞ寝正月。)みんな今日はどんなものを食べるの?」
タクシーの運転手「ウガリとか、ワリとか、、いつも通りさ!」
よくよく考えてみると、お正月をしっかりとお祝いして、おせちを食べ、初詣に行くのは日本独特の習慣なのでは?と気づきました。
日本人ってほんとに年中イベントに忙しいですよねぇ。笑
大学の授業も2日から始まったので、私はもう完全に日常に戻っています。
日本の皆さんはもう少しお正月気分ですね。
いいなぁ。
今回はイベントに疎めなタンザニア人についてお伝えしました!
では、tutaonana~