スワヒリ娘のダル大留学奮闘記〜タンザニア人と“rafiki”になりたい!〜

スワヒリ語を学んでいる女子大生がタンザニアのダルエスサラーム大学に留学。リアルなタンザニアライフを綴る留学奮闘記。

タンザニアの大雨季がどれくらいやばいか説明しようじゃないか。

 

Nguo hazijakauka. (服はまだ乾いていない。)

 

こんにちは!ルナです!

 

唯一の日本人留学生仲間のいまちゃんが、今月は旅行に行きまくっているので、日本語を喋る機会に飢えております。 

 

今回は、タンザニアの大雨季に関して書きたいと思います!

 

そもそもなんですけど、アフリカって年中暑くて晴れてるイメージありません?

 

そんなことないんです。

 

この1週間は毎日雨が降りました。

 

部屋干しという選択肢のない私は、洗濯をするタイミングを見失い頭を抱えています。

 

雨もちゃんと降るし、最近は軽くブランケットを被って寝ないと寒い、、

 

なんなら標高が高い地域に行ったらもっと寒いらしい、、

 

皆さんのアフリカのイメージに雨の景色や肌寒さも追加しておいてくださいね!

 

タンザニアは、四季はないのですが、雨季があります。3-5月が大雨季、11-12月が小雨季です。

 

6-9月にかけては雨はほとんど降りません。

 

そういえば、2年前の9月に1ヶ月バックパッカーした時も、雨が降ったのは一日だけ。しかも数時間だけでした。

 

本来3月から始まる大雨季なのですが、今年のタンザニアは3月はほとんど雨が降らず、4月になってやっと降り出してきまして、

 

5月に入ってピークを迎えております。遅れた分が長引かないといいけど、、。

 

「大雨季って言っても雨がいっぱい降るだけでしょ?梅雨みたいなもんやん!傘さしてればおっけーなのでは?」

 

と思っているそこのあなた!!

 

途上国をナメてはいけません。雨が降るというのは一大事なのです!!笑

 

雨が降ると何が起こるか。

 

まずは、停電が起こりやすくなります。

 

今日も早朝から昼過ぎまで停電していました。

 

なぜ雨が降ると電気が止まりやすくなるのか?

 

理由は誰に聞いてもわかりません。笑

 

みんなそこは気にしないのでしょう笑

 

そして、舗装されている道は良いのですが、未舗装の道は土が泥に変わります。

 

サンダルはぐちょぐちょになります。雨の日は部屋に入る前にシャワーで足を洗うのが日課になります。

 

そして、水たまりができてきます。もともとデコボコの道はもっとデコボコになり、バスに乗るとアトラクションのように揺れます。 

 

あーもうこの時点でまぁまぁしんどいのに、つい昨日、ダルエスサラームで水害が起こりました。

 

ダルエスサラームのメイン道路の一つが浸水して通行止めになっているという情報をキャッチ。

 

野次馬精神旺盛な私は、ちょっと見に行ってみることに。(安全に注意しています)

 

こんな感じになっていました。

 

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近くに川があるのですが、そこに水が流れ切らず、道に溜まっているようでした。

 

ここに向かって歩く途中、みんなが、「そっちは水浸しになってるぞーー!!」って教えてくれました。

 

「うん!それを見にきたんだよー!」

 

 「何言ってんだアイツら??」

 

水浸しになっているにも関わらずみんな歩いていたので、私も歩いてみることに。

 

面白かったのは、この水浸しを一つの「商売のチャンス」と見た、バイクタクシーの運転手や台車持ちたちが集まっていたこと。


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こんな感じで100メートルほどの水浸しを1000シリング(50円)で運んでくれていました。

  

もしかしたら毎年のことでみんな慣れっこなのかもしれません。

 

とまぁ、こんな感じで見に行ってしまった私だったのですが、

 

今日の新聞は、このダルエスサラームの水害のことを一面で取り扱っているものが多く、

 

そこには子供二人がこの水害によって亡くなったと書かれていました。もう絶対見に行ったりしません。反省。

 

もう一つ、私が雨季の影響を受けた話をしたいと思います。

 

その日は、朝7時から2時間の講義が入っている日でした。

 

早起きが大嫌いな私ですが、仕方ないので6時過ぎには起床。

 

雨が強めに降っていましたが、まぁ、雨で授業がなくなるわけないだろうってことで仕方なく準備して、教室へ向かいました。

 

向かう途中、いつもならもう少し授業に向かう学生が歩いているのに、全然人がいないなぁ、おかしいなぁ、と思っていたら、 

 

やはり嫌な予感は的中。

 

6:57に教室に着いたのに、私が一番乗りだったのです。

 

(え、雨降ってると授業ってないんですか?笑)

 

仕方ないので少し待ってみることに。

 

すると何人か生徒が教室に入ってき始めました。

 

私「なんか全然人いないね」

 

学生「雨だからね。みんな来るのに時間がかかってるのよ」

 

私「これって先生は来るの?」

 

学生「来ると思うわよ」

 

20分ほど待っても先生は来ず。

 

日本のように休講メールが来るわけではないので、ひたすら待ちます。

 

もう帰ってやろうかなと思っていると、クラス代表の女の子が、

 

「先生から、もうすぐ着くので教室から出ないようにって連絡きたー!」

 

と大きな声で叫びました。

 

あ、くるのね。

 

結局先生は7:45に教室に到着し、授業は普通に行われました。ちゃんちゃん。(やばいオチがなかった笑笑)

 

とまぁ、これで分かったと思いますが、

 

雨って大変なんです!!!

 

私は傘を持ってるんですけど、

 

なぜかタンザニア人は持ってない人も多い。

 

別にめっちゃ高いものではないので、お金がなくて買えないというわけではないと思うのですが、 

 

なぜか持ってない。

 

なので濡れて歩くか、アイアイ傘するか、雨宿りするかしてる人がめっちゃ多いです。

 

毎日雨降るんだから持てよ。

 

と毎日心の中で思っております。

 

日本ももうすぐ梅雨ですね。

 

その頃にはこちらは雨季が終わっていることでしょう!

 

それでは!