タンザン鉄道でダルエスサラームからザンビアへ!
こんにちは!ルナです!
今回はタンザニアとザンビアを結ぶ国際鉄道の旅を振り返りたいと思います!
タンザン鉄道のチケットは、ダルエスサラーム駅窓口で直接購入する必要があります。窓口は月曜から金曜の7:30から17:00まで空いています。
早めにチケットを購入しないと1等のチケットがなくなってしまうことが多いので、出来るだけ早く購入することをオススメします!
ちなみに私は3週間前に購入しました(笑)まぁダルに住んでますからね(笑)
チケットはこんなに小さいです。ここに日付と部屋が書いてあります。
列車は種類が2つありまして、急行は金曜の15:50発、普通は火曜の13:50発となっています!私は急行に乗りましたが、こちらの方が列車も新しく、一等は各部屋にコンセントが2つずつ付いていたりして、とても快適だったのでオススメ!
急行と普通となっていますが、どっちにしろ遅れるので、「急行の方が早く着くかも!」とかいう期待はしない方がいいです(笑)
料金はダルエスサラームからニューカピリムポシまでで、一等104,000シリング(約5200円)でした!!2019年6月時点では現金払いしか出来なかったのでお気をつけください!
タンザン鉄道はとにかく「遅れる」ことで有名。
発車が遅れたり、そもそも予定の発車日に発車しなかったこともあると聞いていたのでビクビクでした。
しかし、私は運のいいことに発車予定時刻ぴったりに電車が動き出しました!!(まぁ運が良かったのは発車がぴったりだったことだけなんだけど、、)
一等部屋は、ベットが4つ付いています。私が部屋に着いた時には下の段のベットを大きなおばさまたちが先にとっておられましたので、私は上のベットへ。笑
上り下りがちょっと面倒ですが、ベットの寝心地は何も問題ありませんでした!!
それでは少し車内を散策。
洗面台。歯磨きとかも出来ますが、水が出るときと出ない時があるので注意です。
こちらはトイレ。トイレットペーパーはなく、バケツの水で自分で流すタイプのやつです。シャワーヘッドもついてますけど、誰も使いません。つまり、この旅は風呂なしです!!!
1つの車両に部屋がいくつか並んでいます。
窓から顔を出すと、とても気持ちいい風が吹きます。この日は夕焼けもとってもきれいに見えました。
こちらが食堂車。ここは一等と二等のお客さんしか使えないので、人が少なくて快適です。
ご飯はごはんと牛肉の組み合わせで4500シリング(国境を超えたら20クワチャ)。
他にもタンザニア人の国民食チップスマヤイや、ウガリ、鶏肉もありました!私はめっちゃ美味しいな〜って思って食べたんですが、まずかったと言ってた人もいたので、運試しです。笑笑
ちなみに朝食もこの食堂車で有料で食べられますよ!
ただドリンクとかは比較的高いので、乗る前にまとめて買っておくのがオススメ。あと、朝晩びっくりするくらい冷え込むので、暖かくできる服を持って行った方がいいです!
順調に列車は進み、土曜日の夜にタンザニアとザンビアの国境に着きました。
イミグレ職員が各部屋を回ってきてくれるので、部屋の中で待っていればおっけー!私はベットの上にいたままで大丈夫でした。笑
私はジンバブエに一旦行って、ザンビアに戻る予定なのでダブルビザを購入(80ドル)。シングルは50ドル。お得なKAZAビザ/UNIビザはタンザン鉄道では買えませんので注意!
両替も両替商が部屋を回ってきます。私は普通のレートで替えてもらえました!
そして私は再び眠りにつきました、、、
(寝ながら)あれ?なんか電車動いてねぇなあ、、まぁ、そのうち動くだろう、、zzz
翌朝
動いてない!!!
なんと、昨日の深夜から約8時間鉄道は止まりっぱなしだったようです、、、
マップを確認するとまだ国境付近。
いやぁ、さすがタンザン鉄道ですね。笑笑
驚くことに結局鉄道が動き出したのは昼過ぎ。その間なんのアナウンスもないのでただただぼーっとしたり、音楽を聞いたり、景色を眺めたりして過ごしていました。
その後も電車はゆっくり進みます。
二泊三日の予定だった鉄道旅は、三泊四日になってしまいました。笑
そしてついに!月曜日の12時ごろ!
鉄道はザンビアのニューカピリムポシに到着しました!!
結局27時間遅れました!!!
えぐいよタンザン鉄道!!
でもアフリカの列車旅なんてなかなか経験できないし、オフラインの環境で色々考えを巡らせたり、時間を気にせずに過ごせたりして、とてもいい時間でした!!
ここからは乗合バスで約3時間かけて首都ルサカに向かいます!!
では。