スワヒリ娘のダル大留学奮闘記〜タンザニア人と“rafiki”になりたい!〜

スワヒリ語を学んでいる女子大生がタンザニアのダルエスサラーム大学に留学。リアルなタンザニアライフを綴る留学奮闘記。

ルワンダ・キガリの日本人宿KISEKIをご紹介!

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こんにちは!ルナです!

 

今回、この記事では、私が5日間宿泊させてもらったルワンダのキガリにある、KISEKIという日本食レストラン兼日本人宿をご紹介したいと思います!

 

こちらは私の所属するスワヒリ語専攻の大先輩である、山田美緒さんが家族で営んでいらっしゃる日本食レストラン兼日本人宿!

 

KISEKIでは本当にいろんな事業を行なっていらっしゃるようなのですが、今回は私が体験した、「日本人宿」「日本食ビュッフェ」「TOUR of Beauty スラムツアー」をご紹介したいと思います!

 

まずは宿情報!

 

こちらは日本人宿になっていますので、宿泊は日本人限定!予約はKISEKIのホームページからすることができます!

ルワンダの日本人ホテル(宿)

 

場所はキガリの高級住宅街の中で、周辺道路は舗装されていて、静かでとても快適ですし、

 

虐殺記念館やイネマアートセンターなどの人気観光地にもモト(バイクタクシー)で500フランから1000フランで行くことができます!

 

周辺にはレストランや小さなお土産屋さんなどもあるのでとてもいい立地です!キガリは治安が良く、夜も女性一人でも注意しながらですが出歩くことができるので、夕食は周辺のレストランで食べることが多かったです!

 

あとは、日本人のスタッフさんが常にいらっしゃるので、困ったことや聞きたいことがあればいつでも聞けるのも魅力的!

 

私は女子部屋のドミトリーに宿泊しました(12000フラン、1440円)

 

ベットには蚊帳も付いていますし、シャワーとトイレは共用で、お湯シャワーも使えます!あとウォーターサーバーが置いてあったのが、地味に助かりましたね。水買うのめんどくさいので。笑

 

洗濯も一回2500フラン(300円)ですることができます!

 

そして次に日本食ビュッフェ!

 

お好み焼き、焼きそば、お寿司、プチラーメンなど、日本食のビュッフェを楽しむことができます!5000フラン(600円)でおかわり自由!

 

私はお好み焼きが特に好きでした!日本から取り寄せた各種お酒も飲むことができますよ!


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そして、スラムツアー。

 

KISEKIで働くママが実際に暮らすスラムにママ、レオニーラがガイドとなって連れて行ってくれます。(1時間12000フラン)

 

レオニーラは、キニャルワンダとスワヒリ語しか話せません。英語が話せないので、普段は英語とキニャルワンダが話せる別のスタッフが通訳になって同行するそうのなのですが、私はスワヒリ語が分かるので、通訳なしでツアーに参加します。

 

KISEKIは高級住宅街にありますが、そこから10分ほど歩くとそこにはスラムがあります。道は舗装されておらず、坂になっているので気をつけないと転んでしまいそう。

 

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レオニーラのお家を見させてもらいました。セミダブルのベットで埋まる部屋が1つと、2畳ほどの部屋が1つ。ここで子供達と9人で暮らしていると言うから驚きです。

 

電気は通っていましたが、水道は通っておらず、近くにある共用の水汲み場で水を買って、それを洗濯や水浴び、食器洗いなどに使っているそう。タンク1つあたり20フランだそうです。2.6円なので、手間はかかるけどそんなに高くはないのかな?

 

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トイレも共用でした。囲われたスペースにこんな風に穴が空いているだけでしたが、、

 

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スラムには子供達が沢山いましたが、みんな服がボロボロでした。女性たち何人かに話を聞きましたが、シングルマザーがほとんどで、「仕事が欲しい」と口を揃えて言っていました。

 

その後、レオニーラが普段買い物をする小さな市場を見学して、ツアーは終了。

 

ツアーの終盤、レオニーラが言っていた言葉がとても印象的でした。

 

「私はね、KISEKIで働く前、毎日のように怒っていたのよ。でも、KISEKIで美緒が雇ってくれるようになってからは、よく笑うようになったわ。今ではご飯が食べれない日はないし、石けんだって買えるようになった。私が笑うとね、子供達も笑うのよ。そしてこれは全て私を雇ってくれる美緒のおかげなの。美緒は私のお母さんなのよ。年齢は私より下だけどね。私は美緒にとっても感謝してるのよ。」

 

ルワンダのママたちの雇用を生み出す美緒さんの活動が、ある1つの家族に笑顔をもたらした。生活に余裕がないと、心にも余裕がなくなってしまいます。生活の余裕は、心の余裕を生みます。

 

KISEKIに滞在していると笑い声がよく聞こえてきます。ルワンダ人スタッフたちが楽しそうに話しながら働く姿はとても印象的でした。日本語のフレーズもいくつか知っていて、私の名前もすぐに覚えてくれましたし、ルワンダ語もたくさん教えてもらいました。

 

ということで、KISEKIで私が体験したことをご紹介しました〜!

 

KISEKIでは他にも様々な取り組みを行っておられます!観光客として、現地の方とここまで近づけるような場所は中々ないと思うので、ぜひみなさん、キガリに行く際はKISEKIに泊まりましょう〜!