タンザニア・イリンガまでのバス旅〜急げばいいってもんじゃない〜
Haraka haraka haina baraka(急ぐことに幸運はない)(急がば回れ的なね)
こんにちは!ルナです!
今日はこの前のプチ旅行のバス旅での出来事を書いていきますよ〜!
久々のドタバタおもしろ系ですよふふ。
今回のプチ旅行の目的地は、首都ダルエスサラームからバスで約10時間のところにある、イリンガという街!
知り合いの青年海外協力隊の方が活動しておられることと、イリンガには「インスタ映えスポット」があることからここを選びました!
まぁうちらの感覚からすればアフリカってどこでもインスタ映えしてるんですけどねぇ、、
そこらへんは次回書くことにしまして、今回はイリンガにいく道中の様子を書いていきます。
早朝6時前。
バスターミナルまではUberタクシーで行きます。今回は協力隊員さんオススメのALSAEDYというバス会社を利用します。
料金はどのバス会社でも一律22000シリング(1100円)。
バスのランクと料金を比較して変に悩まなくていいので最高ですね!
席も普通に綺麗だし、隣は賢そうなおじいさまだし、そこそこ快適に10時間のバス旅ができそう!
6時半発の予定で、ちゃんと6:35にはバスが出発!優秀!
バスに揺られながら寝たり起きたりを繰り返して、11時ごろに乗務員のお兄さんからアナウンスが。
「トイレと食事休憩に10分止まりまーす。」
10分かぁ、、急がなきゃなぁ、、
50人近く乗ってるバスで休憩10分ってめっちゃ短いのわかります??せめて15分か20分よね??ゆっくりトイレしたいよね??
とりあえずバスを降りて、トイレに向かいます。
トイレといっても、バスが止まるような場所にあるトイレは水洗トイレではなく、備え付けのバケツの水を自分で流すタイプなので、
まずはその個室に水がちゃんとあるかを確認。
ない所もあるのでおばさま・お姉さまたちと個室のフタを順番に開けていきます。
この日はトイレに全然水が用意されてなかったので、
もうスーパーのタイムセールのようなトイレの争奪戦。笑
おばさんの大きなお尻にぶつかられながら、なんとか水のあるトイレを発見し、用を足します。
子連れのママとかも多くて、子供にトイレさして、自分もしてって、めちゃくちゃ大変そう、、
このサービスエリア的なところには、軽食や飲み物が売っているところもあったので、他の人は買ったりしていました。
私は、バス旅では基本何も飲み食いしないと決めているので、スルー。
なんで10時間もあるのに食べ飲みしないかというと、
タンザニアのバス旅では、トイレ休憩が2、3時間置きにあるという確証がないからです!
実際、このバス旅も10時間乗りましたが、休憩は一回だけでした。
私は心配性だし、旅行の時に限ってお腹を壊すタイプなので、
長時間バスに乗る時は前日寝る前にお水をいっぱい飲んで、
当日は目的地に到着するまでほとんど飲んだり食べたりしません。笑
ということで、バスに戻り、席に着いて時計を見ると、9分ぐらい経ってました。あぶねー
すぐにバスは出発。
すると門を出てから、後ろの方のおばちゃんが叫んでいます。
「まだ帰ってきてない人がいるわよーー!!」
ええええええ????
「止まれ止まれ!!!」
いやいや、ちゃんと確認してから出発しよ??笑
タンザニアのバス旅では出発前に乗客が全員乗っているかどうか確認してくれないこともしばしば。
最悪の場合、乗り遅れていることに誰にも気づいてもらえず、普通に置いてかれます。笑
この時は、運転手が車を引き返し、無事乗り遅れていたお客さんも乗ってきたので良かったです。
いつもポレポレ(ゆっくりゆっくり)なタンザニア人なのに、こういう時はやけにせっかちなんですよね〜。
バスはその後、ミクミ国立公園の敷地内へ。
ミクミ国立公園は、サファリも楽しめるサバンナ!
サファリ代を払わなくても、運が良ければ、野生動物たちをバスの中から見れちゃうんです!
私は窓の外をずーっと見つめています。
隣のおじいさんも見たいらしくて外をずっと見てます。かわいい。笑
すると、おじいさんが私の腕をトントンってして、外を指さしました!
私「え、なになに??どこ?なに??」
おじいさん「今、ヌーがいたよ」
私「えーーー!見えなかったよーーー!いなかったよーーー!(やっぱアフリカの人って目がいいのか??)」
残念ながらヌーは見逃しましたが、その後もおじいさんがいちいちトントンしてくれて、
キリンやインパラを見ることに成功しました!!
感動!
その後もバスは進み、きっかり10時間でイリンガに到着!いいバスだよほんと!
次のブログでイリンガ観光の様子を書いていきます〜!
では。