スワヒリ娘のダル大留学奮闘記〜タンザニア人と“rafiki”になりたい!〜

スワヒリ語を学んでいる女子大生がタンザニアのダルエスサラーム大学に留学。リアルなタンザニアライフを綴る留学奮闘記。

ケニア・タンザニア海岸旅行感想まとめ

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Polepole (ゆっくりゆっくり)

 

こんにちは!ルナです!

 

旅行から帰ってきてまだ3日しか経っていないのですが、

 

あの時考えていたこと、あの時感じたあの感覚をどんどん忘れてしまっている自分がいて、

 

早く書いて残しておかなきゃ!ととても焦っています。

 

それでは、旅のまとめを書いていきます。

 

今回、私は、この3週間の大学の休暇を使い、

 

「タンザニアのタンガとケニア」に「ひとりで」「旅をする」

 

という選択肢を選びました。

 

「」内に入れる他の選択肢は色々ありましたが、

 

結果的にこのスタイルをとって良かったな、と感じています。

 

タンガへ行く当初の目的は、大学で出会った友人の実家へ連れて行ってもらい、村の暮らしを体験することだったのですが、

 

彼は帰る直前に虫歯を発症してしまったので、帰省を遅らせたため、

 

私の旅は完全なひとり旅となったのです。

 

タンザニア国内をたくさん旅行しようと思っている私にとっては、

 

タンガの旅は、また新たなタンザニアを見ることができてとても良かったし、

 

このタイミングでケニアに行けたことも、とても意味のあることになったなと思います。

 

私が訪れたケニアのモンバサという都市は、ナイロビに続くケニア第二の都市なのですが、

 

隣国とはいえ街は明らかにタンザニアの首都よりも発展していたし、

 

文化も違えば法律も教育も違う。

 

そして、使われているスワヒリ語もやっぱり違う。

 

ダルエスサラームに帰ってきて、

 

「ああ、私はここのスワヒリ語に慣れていたんだな」と実感するのです。

  

それぞれの国で英語に訛りがあると言われるように、

 

スワヒリ語にもまた、その地域独特の訛りがあり、挨拶があり、言い回しがある。

 

当たり前のようで、やっぱり行ってみないと実感できなかったこと。

 

ソマリ人との出会いもありました。

 

タンザニアでスワヒリ語を学ぶ私にとって、

 

街を歩いて周りから聞こえてくる言葉はスワヒリ語か英語なので、

 

彼らが何を言っているか全くわからない、ということはほとんどなくなってきたわけなのですが、

 

ソマリ人たちはソマリ語を話しているわけなので、

 

 どんなことを話しているのかさっぱりわからない。

 

この感覚がとても久々で、むずむずしました。

 

私が言葉を知りたいと思った最初のきっかけは、海外旅行に行って、看板に書かれている文字や、店員さん同士の会話が理解できなかったことだから。

 

タンザニアに留まっていては、経験できなかったことだと思います。

  

旅の終盤には「この人ソマリ人っぽいな〜」って何となく骨格で判断できるくらいになってました。笑

 

次に、ひとり旅という形をとったこと。

 

これも結果的にものすごく良かったです。

 

もちろん夜ひとりでホテルでずーっとスマホいじってるのは寂しかったし、

 

美味しいもの食べたら「美味しいね!」って、

 

綺麗な景色見たら「きれいだね!」って一緒に共有してくれる人がいてほしいな〜って何度も思いましたが、

 

「言葉」が趣味の私にとっては、「現地の人と話すこと」こそ、幸福感が満たされる最大の要因なんですね。

 

一人でいると、めっちゃ声をかけられます。

 

これは良くも悪くもです。

 

「今は話しかけないで〜」って気分の時でも話しかけられちゃう。

 

でもひとりで海沿いでぼーっとしてる時に、一緒に話してくれたあのおじさんは、私が複数でいたら絶対話しかけてこなかっただろうし、

 

誰かと旅していたら、お気に入りの場所に何回も行って、

 

「お前また来たのか!君のこと覚えてるよ!」って言われることもなかったんだろうな〜と思うと、

 

ひとりで旅してよかったな、と思います。

 

あとは、考える時間がすごく多かった。

 

旅で出会った言葉について考えたり、人々の暮らしについて考えたり、自分の今後について考えたり、

 

誰に相談するでもなく、自分の中で考えて考えて考え抜いた。

 

見えたことがたくさんありました。

 

私の強みは、学問的にアフリカと向き合っていることなんだから、そこを活かして後の留学生活を送っていきたい。

 

「国際協力」でも「ビジネス」でもない、もう一つのアフリカとの向き合い方。

 

留学生活後半を迎える前に、こういう時間を持つことができて、本当に良かった。

 

そして、旅をしたこと。

 

異国の地で、同じ場所で、同じコミュニティにずーっといると、

 

気づかないうちに小さなストレスがどんどん溜まっていく気がするのです。

 

この場所が嫌だというわけじゃないですよ?

 

ただ、やっぱりストレスは溜まる。

 

3週間ずーっと寮でダラダラしてても良かったわけなんですが、

 

場所を変えて、新しい景色をたくさん見て、自分がいた場所を客観視することで、

 

かなり気持ちが楽になったな、と思います。

 

後期に向けて、また新しい気持ちで頑張れそうです!

 

最後にいるのかいらないのか分からない情報ですが、この18日間の旅でかかった費用は、

 

ビザ代、ホテル代、お土産代、移動費、生活費全込みで約7万5千円でした!

 

以上、旅のまとめでした!

  

では。

 

 

 あ、ずっと言いたかったんですけど、みなさんいつも読んでくれてありがとうございます!私はアクセス数しか分からないので、誰が読んでるとかは分からないけど、私の身近な人たちから、あんまり話したことない人たち、普段の生活でアフリカと全く関わりのない人たちも読んでくれている気がしています。数字がそれくらい伸びてるからね。笑

皆さんにとって、アフリカが、タンザニアが、少しでも近くに感じられているなら、私はこのブログを書いていて、良かったなと思えます!ありがとう!