スワヒリ娘のダル大留学奮闘記〜タンザニア人と“rafiki”になりたい!〜

スワヒリ語を学んでいる女子大生がタンザニアのダルエスサラーム大学に留学。リアルなタンザニアライフを綴る留学奮闘記。

タンザニアのパンガーニで頑張らない旅を

 

Nimeshiba (スワヒリ語で『お腹いっぱいです』)

 

こんにちは!ルナです!!

  

旅の続きを書いていきます〜

 

4日目。

 

この日はタンガの中心からダラダラで2時間ほど南に下ったパンガーニという地域に行きました。

 

パンガーニは、海岸沿いにある、村と街の間くらいの地域で、最近観光に力を入れてきている穴場スポットです。

  

一人当たり20ドルでパンガーニ川で川下りができると紹介されていたので、それを目当てにやってきました!

 

旅行本の「地球の歩き方」信者である私は、

 

 タンザニアを旅行するときは基本この本に載っているホテルに宿泊し、

 

 この本でオススメされているスポットへ行くわけなんですが、

 

 パンガーニは地球の歩き方で紹介されているものの、ホテルの紹介がなく、

 

 ホテル予約サイトにもバックパッカーが泊まるような安いホテルがなかったので、

 

 現地に着いてからホテルを探すという形をとることにしました。(なかなかハイリスク)

 

ダラダラの終着点にあったインフォメーションセンターで、ホテルを紹介してもらい、ピキピキでホテルまで向かいます。

 

ホテルに着くと、オーナーが迎えてくれて、私がスワヒリ語を話せることにとても喜んでくれました。

 

オーナー「君はここで何をするんだい?」

 

私「ん〜〜実はまだ何も決めていなくて、、本で川下りができるって見たんですけど、ここでアレンジしてもらえますか?」

 

オーナー「俺の知り合いにアレンジしてるやつがいるから連れてきてあげるよ!!君がスワヒリ語を話せて俺はとても嬉しいからね!!!」

 

ということで数時間後、オーナーの知り合いのガイドさんがホテルまで来てくれました。

 

ガイド「川下りをするんだね?」

 

 私「はい、したいんですけど、いくらぐらいになりますかね?」

 

 ガイド「60ドルだ」

 

 私「60ドル、、、!」

 

 1日ホテル代、移動費込みで3300円くらいの予算で旅している私にとって、

 

 60ドルはあまりにも厳しい額でした。

 

 ガイド「船のチャーター代やガソリン代が高いんだよ。もっと人数がいればいいけど、君は一人だからね、、」

 

私「そうだね、、ひとりだもんね、、(初めて一人であることを悲しむ)」

 

 おそらく一人20ドルと紹介されていたのは、複数で来た場合の値段だったのでしょう。

 

(このまま交渉を続けて値切ってみたところで下がっても50ドルまでだろう、、でも50ドルも厳しいよなぁ、、)

 

ガイド「どうするんだ??」

  

私「来ていただいて大変申し訳ないんですけど、予算的に厳しいものがあるので、やめときます、、」

 

ガイド「そうか」

 

さすがにガイドさん、ちょっと機嫌悪くなってました。

 

申し訳ない、、でも本当にお金ないんです許して、、

 

5日目。

 

川下りを諦めた私は、いいホテルでゆっくりしたらどうだい?というアドバイスをもらい、

 

パンガーニからさらにバイクで40分ほど進んだところにあるウションゴという所へ行きました。

 

 パンガーニ川をバイクごとフェリーで越えて、

 

 

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 広大なザイザル畑を抜けた先にあるMike'sというかなりいい感じのホテルに行きました。

 

 宿泊しなくてもホテルのレストランとビーチを無料で貸し出しているとのこと。

 

 目の前に広がる綺麗なビーチ。

 

やはり超穴場スポットなのか、欧米人も全然いないし、

 

 聞こえるのは波の音だけ。

 

 

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 なんて贅沢なんだ、、

 

 11時にホテルに到着してから17時まで、

 

 ひたすらダラダラして、海鮮パスタ食べて、ハンモックに揺られ、

 

 

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お金ないって言いまくってたくせに20ドルでオイルマッサージまでしてしまった、、笑笑

  

まぁ、これでも川下りするよりは安くついてるからね!いいのいいの!!笑

 

6日目。

 

 この日はパンガーニからタンガに戻り、

 

 ホテルでまとめてお洗濯して、

 

 ちょうど入れ違いでこの日にタンガ入りした、いまちゃんと、お互いの旅の状況を話しました。

 

 まぁ、ブログに書くようなことは何もしておりません!!笑

 

 今回のブログのタイトルを「頑張らない旅」としたのは、

 

私の旅のスタンスをお伝えするため。

 

 アフリカを旅する時、私は、頑張りすぎないようにしています。

 

旅行しよう!と思い立つと、あれも行きたい、これもしたい、、とやりたいことがいっぱい思い浮かびますよね。

 

私も2日3日の旅行の時は、いかに効率よく観光スポットを回るか、ということを考えて、

 

予定を詰め込みがちな人間です。

 

しかし、アフリカでそれをするのは正直言ってしんどい!

 

理由はたくさんあります。

 

 まず、どの予定にどのくらい時間がかかるのか全く読めない。

 

 いつ出発するか分からないバスを何分も待ったり、

 

 本当にちゃんと注文出来ているのか不安になるくらい料理が出てくるのが遅かったり、

 

 6時間で着くと言われていたバスが着くのに9時間かかったり、、笑

 

とにかく時間というものが全く想定できないので、1日にいくつも予定を入れるというのは難しいのです。

 

 思ったより早く予定が済んで、することがなくなることも多い。笑

 

 そして、「人懐っこい」アフリカの文化的に、旅行していると、本当にたくさんの人が声をかけてきます。

 

 お店への勧誘はまだしも、私たちが言葉を分かっていないと思って、心ない言葉を浴びせられたり、

 

外国人イコールお金を持っていると多くの人が思っているので、

 

 意味わからんくらいモテたり、

 

 とにかくすーごく体力と気力を使うのです。

 

 そしてなんといっても、この時期の東アフリカ沿岸地域は暑くて日差しが強い!!

 

 もーね、連続して活動するのは3時間とかが限界なわけです。笑

 

 旅を始めてもう1週間くらい経ちますが、

 

 私はほぼ毎日一旦ホテルに戻って昼寝してます。笑

 

 「アフリカ旅ってすごそう〜」「毎日色んなことがあって楽しそう〜」と思われるかもしれませんが、

 

 そんなもんです。

 

と、こんなこと言う必要があったのかどうかは分かりませんが、

 

 とにかく、頑張らずにだらだら旅をすることもまた、とっても大切なことだと言うことを言いたい記事でした。

 

では。